エンゼルスがまさかの逆転サヨナラ負け 大谷4打数無安打で打率.189

【エンゼルス4-8xロッキーズ】@クアーズ・フィールド

4対3と1点リードで9回裏を迎えたエンゼルスだったが、抑えとして投入した4番手のタイ・バットリーが大誤算。一死からライアン・マクマーンに7号同点ソロを浴びると、さらに一・二塁のピンチを招いて降板し、急遽マウンドに上がった5番手のホゼ・キハーダが二死満塁からチャーリー・ブラックモンに6号グランドスラムを浴びてまさかの逆転負けを喫した。

エンゼルスは初回にジャスティン・アップトンのタイムリーなどで2点を先制。ところが、先発のグリフィン・キャニングが3回裏にトレバー・ストーリーのタイムリー二塁打などで同点とされ、5回裏にはストーリーのタイムリー三塁打で勝ち越しを許した。

しかし、終盤に粘りを見せ、8回表にジャレッド・ウォルシュが4号同点ソロ、9回表にアンソニー・ベンブームが2号勝ち越しソロを放って土壇場で逆転に成功。だが、リリーフ陣がこのリードを守れなかった。ロッキーズ3番手のダニエル・バードが今季3勝目(2敗)をマーク。大誤算のバットリーには今季3敗目(1勝)が記録された。

エンゼルスの大谷翔平は「6番・指名打者」で先発出場したものの、1回表一死一・二塁のチャンスでセカンドゴロに倒れると、その後もサードゴロ、空振り三振、センターライナーとヒットは出ず、4打数ノーヒット。今季の打率は.189、OPSは.635となった。

© MLB Advanced Media, LP.