エンゼルス・ウォルシュが11回表に決勝弾 大谷は代走で途中出場

【エンゼルス5-2ロッキーズ】(延長11回タイブレーク)@クアーズ・フィールド

エンゼルスは2対2の同点で迎えた11回表にジャレッド・ウォルシュが4試合連発となる5号3ランを放ち、勝ち越しに成功。11回裏を6番手のマット・アンドリースが三者凡退に抑え、5対2でロッキーズを破った。エンゼルス5番手のタイ・バットリーが今季2勝目(3敗)、アンドリースが今季初セーブを記録。ロッキーズ5番手のタイラー・キンリーは今季2敗目(0勝)を喫した。

エンゼルスがハイメ・バリア、ロッキーズがカイル・フリーランドの先発で始まった一戦は、3回裏にロッキーズがチャーリー・ブラックモンの犠飛で1点を先制。直後の4回表にエンゼルスがマックス・スタッシの犠飛で同点に追い付いたものの、ロッキーズは4回裏にライアン・マクマーンのタイムリーですぐさま勝ち越しに成功した。

エンゼルスは6回裏一死一塁の場面でアルバート・プーホルスがフェンス直撃のタイムリー二塁打を放って同点。プーホルスはこの一打が通算669本目の二塁打となり、クレイグ・ビジオを抜いて歴代単独5位に浮上した(右打者では歴代最多)。その後、両軍とも決め手を欠き、試合は延長戦に突入。タイブレークの2イニング目、11回表に飛び出したウォルシュの一発が決勝打となった。

ウォルシュは8月終了時点で13打数ノーヒットだったものの、今月は9試合に出場して打率.387(31打数12安打)、5本塁打、12打点と絶好調。なお、マイナー通算23試合、昨季はメジャーでも5試合に登板している「二刀流」のウォルシュだが、今季は今のところ登板機会はない。

打撃不振によりスタメンを外れた大谷翔平は、11回表にタイブレークの二塁走者の代走として登場。11回表二死一・二塁から飛び出したウォルシュの一発で決勝点のホームを踏んだ。今季の打率は.189、OPSは.635で変わっていない。

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