北海道から近畿 彼岸過ぎても気温高く 高温に関する早期天候情報

 北海道はここ2~3日、気温が平年より低い日や、かなり低い日があった。今後、16日(水)から20日(日)ごろまでは、暖かい空気に覆われて気温が平年よりかなり高くなる日が多いが、21日(月・祝)ごろからは一時的に平年並みの気温となる見通し。 
 ただし、その後は再び暖かい空気に覆われやすくなり、23日(水)ごろからの5日間ほどは気温がかなり高くなる可能性がある。

14日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 東北は向こう2週間程度は暖かい空気が流れ込みやすく、気温が平年並み高く推移し、16日(水)ごろ、それに23日(水)ごろからはかなり高くなる可能性がある。北陸も向こう2週間程度、気温は平年並みか高く、24日(木)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる可能性がある。関東甲信や東海、近畿も今後2週間程度、気温の高い状態が続く見込み。
 特に、23日(水)ごろからの5日間ほどは関東甲信や関東で、近畿は24日(木)からの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。

 以上のことから、気象庁は北・東日本、近畿に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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