産業能率大学、後期のゼミ授業をすべて教室内で実施へ

産業能率大学は2020年度後期のすべてのゼミ授業と一部の授業を教室内で実施することを決めた。コロナ禍で東京都内の大学の多くが後期もオンライン授業を継続する方針だが、可能な限りキャンパス内で学生が対面で議論し、学ぶ機会を設けることが必要と判断した。

産業能率大学によると、対面授業を行うのは経営学部の1年生が全員履修する基礎ゼミⅡ、経営学部マーケティング学科の3年生が履修するマーケティング・プロジェクト、情報マネジメント学部の2年生が全員履修する実践ゼミⅠ、情報マネジメント学部の4年制が履修するキャリア支援特講Ⅱ、情報マネジメント学部の2年次コース横断科目のイベントプロデュースなど。

教室での対面授業に当たっては、体調と検温の確認、建物の入口と教室への消毒液設置、マスクの着用、三密の防止、換気の徹底など新型コロナウイルス感染防止策を講じる。

産業能率大学が前期に1年生のゼミでオンラインによる参加が可能な「教室+オンライン」のハイブリッド授業を実施したところ、入学後に初登校した学生から「チームの仲が深まった」「グループワークを通じて親しい友人ができた」などの声が上がった。

後期も同様にハイブリッド型の授業を行い、コロナ禍で登校したくない学生もゼミのグループワークやディスカッションに同時参加できるようにする。

参考:

【産業能率大学】キャンパスで学生同士が議論し、学ぶ機会作る 後学期全てのゼミを教室で実施

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