西岡氏は新「国民」へ 衆院長崎1区 入党届を提出

新「国民民主党」入党を表明した西岡氏=13日、県庁

 11日に解党した国民民主党に所属していた西岡秀子衆院議員(長崎1区)は13日、同党代表だった玉木雄一郎衆院議員らが結成する新党「国民民主党」に参加すると明らかにした。13日午前、玉木氏に入党の意向を伝え、14日に入党届を提出した。立憲民主党との合流新党には不参加を表明していた。
 13日、長崎市内で報道陣の取材に応じた。
 西岡氏は新「国民」が従来の国民の綱領や理念、政策を引き継ぐことを参加理由に挙げ、「私たち(野党)に今必要なのは、建設的な議論を通じて政策を提案し法律を立案すること」と強調。「未来を見据えた政策提案型政党の一員として新型コロナウイルス感染症など喫緊の諸課題に全力で取り組む」と述べた。
 早期の解散総選挙が取り沙汰されているが、「新政権が選択するのであれば、厳しい戦いに挑んでいく」とする一方、新型コロナ対策など国政の課題が山積していると指摘。「今、総選挙をやることが、果たして国民の思いに沿うことなのか」と疑問視した。

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