全国高校サッカー長崎県大会 来月24日開幕 28校の組み合わせ決定

組み合わせが決まり、マスク姿で決意表明する各校の主将ら=長崎ウエスレヤン大

 サッカーの第99回全国高校選手権長崎県大会の抽選会が13日、諫早市の長崎ウエスレヤン大であり、出場28校の組み合わせが決まった。10月24日に開幕し、決勝は11月8日に諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で実施する。優勝校は年末年始にかけて首都圏で行われる全国選手権に出場する。
 プリンスリーグ九州、高円宮杯U-18県リーグに参戦している19校と、各地区予選を勝ち抜いた9校が出場。プリンスリーグの国見、県新人大会を制した長崎総合科学大付と2位の創成館、予備抽選でシードに決まった長崎日大、諫早商、長崎南山、鎮西学院、大村工の計8校は3回戦から登場する。
 県サッカー協会の殿村育生会長は「2020年は未知のウイルスの出現でさまざまな活動が制限され、東京五輪の延期、インターハイも中止を決断せざるを得なかった。厳しい状況の中、今大会は関係各位、選手、家族のご協力の下で開催できることに感謝し、感染症対策に十分注意して進める」とあいさつ。各校の主将らは抽選カードを引き、組み合わせ決定後に「昨年の悔しさを晴らす」「一戦一戦、全力でプレーする」などと決意表明していた。

全国高校サッカー県大会のトーナメント表

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