KDDI・エコモット・WDS、画像認識技術を活用して自動検温やマスク着用を促す「KDDI IoTクラウドStandard サーマルカメラパッケージ」を提供開始

企業や店舗では、新型コロナウィルス感染症の水際対策として、来客が建物への入場入室をする際に従業員が非接触体温計活用して体表面温度の測定を行なっている。また、マスク未着用の方へは声掛けを行ない、協力を仰いでいるのが現状だ。事業者側には徹底した感染症対策が求められている。KDDI株式会社とエコモット株式会社、株式会社WDSは、画像認識技術を活用した建物に入室する人の体表面温度の自動測定やマスク未着用者の検出と着用を促す「KDDI IoTクラウドStandard サーマルカメラパッケージ」を提供開始した。同パッケージは、建物の入り口にサーマルカメラを設置し、約0.3秒で人物の体表面温度を測定すると同時に、マスク未着用者の検出と着用を促す。計測した温度や属性情報はクラウド上に保存するため、必要に応じて過去データから感染経路をすぐに調査することが可能だ。また、事業所などにおいては事前に人物登録を行い体表面温度などの情報との紐づけにより、本人特定を行なうこともできる。

なお、同パッケージの利用料金は、クラウド料金として契約事務手数料が10,000円/契約、機器接続料が月額2,000円/台、サービスID利用料が月額5,000円/IDだ。また、端末料金は月額プランが20,000円/台、購入プランが298,000円/台である。

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