【新型コロナ】川崎市で新たに23人の感染を確認 病院でクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は15日、10歳未満から80代までの男女23人の感染が新たに確認された、と発表した。ハートフル川崎病院(同市高津区)では、患者とスタッフ8人が感染。市はクラスター(感染者集団)が起きたとみて濃厚接触者などを調査している。市発表の感染者数は累計1321人となった。

 市によると、8人は60代から80代までの男性患者6人と、いずれも50代の女性看護師2人。6人は同じフロアに入院しており、市はスタッフのほか、このフロアの患者を中心に検査している。

 23人の症状は中等症5人、軽症17人、無症状1人で、13人の感染経路が不明という。

 年齢別では、60代が5人で最多。50.80代が各4人、10.20.30.70代が各2人、10歳未満と40代が各1人。居住区別では川崎区5人、幸・中原・高津・麻生区が各4人、多摩区2人。

 経路が判明している10人のうち、家族内感染は3人、感染者の濃厚接触者は7人。一方、不明の13人は川崎区の20代の男性会社員、幸区の60代のパート女性ら。

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