ヤンキースが1イニング5発&3試合連続6発以上 田中今季3勝目

【ブルージェイズ7-10ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキース打線の勢いが止まらない。一昨日の6本塁打、昨日の7本塁打に続いて今日の試合でも6本塁打を放ち、3試合連続6本塁打以上というメジャー史上初の快挙を成し遂げた。しかもメジャー史上7度目の1イニング5本塁打というおまけ付き。本拠地でのブルージェイズ3連戦を見事にスイープし、連勝を8に伸ばした。

ヤンキースはブルージェイズのオープナーを務めたジュリアン・メリーウェザーから1回裏に無死満塁のチャンスを作り、ジャンカルロ・スタントンのタイムリーなどで2点を先制。しかし、先発の田中将大が3回表にルルデス・グリエルJr.の9号ソロとボー・ビシェットのタイムリーで2点を失い、同点に追い付かれた。

4回裏、ヤンキース打線がブルージェイズ2番手のチェイス・アンダーソンを相手に爆発し、ゲーリー・サンチェスのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功した直後、ブレット・ガードナーが5号2ラン、DJ・レメイヒューが10号ソロ、ルーク・ボイトが20号ソロを放ち、三者連続アーチ。アーロン・ヒックスが空振り三振に倒れたあと、スタントンの4号ソロ、グレイバー・トーレスの3号ソロと二者連続アーチが飛び出し、1イニング5本塁打のメジャータイ記録となった。

打線の援護をもらった田中は、5回表にグリエルJr.の10号ソロで3点目を失ったものの、7回91球を投げて被安打7、奪三振5、無四球、失点3と安定したピッチングを披露。ヤンキースは7回裏にサンチェスの9号ソロで1点を追加し、リリーフ陣が9回表に4点を失ったが、10対7で逃げ切った。

今季最長の7イニングを投げた田中は今季3勝目(2敗・防御率3.27)をマークし、4番手のアロルディス・チャップマンが今季3セーブ目を記録。5本塁打を浴びるなど7失点と炎上したアンダーソンは今季2敗目(0勝)を喫した。

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