18日(金)は、全国として9日ぶりに35℃を超えて猛暑日となる所があった。19日(土)からの4連休は西日本は天気が回復する見込み。一方、東日本はすっきりしない天気となり、20日(日)は関東南部などでまとまった雨の降るおそれがある。また、北日本では変わりやすい天気となりそうだ。
20日(日)頃は全国的に秋の空気に包まれて日中は過ごしやすく、朝晩は涼しく感じられるところが多くなりそうだ。
18日(金)全国で9日ぶりに猛暑日に 東京都心で33℃超え
18日(金)は強い日差しと南風の影響で気温が上がり各地で真夏日となった。 午後3時までの最高気温で最も高くなったのは山梨県の南部町で、午後1時51分に35.0℃を観測し、全国として9月9日以来の猛暑日となった。
そのほか関東各地でも暑さが戻り、茨城県日立市では34.9℃(午後1時57分)、東京都練馬区で33.8℃(午前10時30分)を観測。東京都心でも33.4℃(午後1時1分)となり、1週間ぶりの真夏日となった。
19日(土)西・北日本では天気回復 東日本は曇りや雨の天気に
西日本は前線が離れるため、天気が回復する見通しだ。一方、前線に近い関東などは次第に雨が降り、午後は雨が強まる可能性がある。北日本は、雨のピークは過ぎて日差しが戻る見込み。
朝の気温は平年を上回り、東・西日本では22℃前後の見通しだ。北日本でも16~20℃くらいとなり各地でこの時季としては気温が高くなる。
日中の気温は、東北から西では26℃以上となり、東京は28℃と9月上旬並みの気温、名古屋では30℃と真夏日が続く見通しだ。
20日(日)太平洋側で雨 関東は雨が強まるおそれも
前線に近い太平洋側では、曇りや雨の天気となり、関東では午後は雨が強まるおそれがある。
日本海側でも雲が広がりやすい見込み。
東・西日本では、朝晩は涼しく感じられるところが多く、日中も25℃前後と過ごしやすくなりそうだ。
21日(月)~22日(火) 暑さ戻る 西日本は晴れ続く
西日本は引き続き晴れる見込み。東日本ではくもりや雨の天気となり、北日本では、連休最終日の22日(火)は、一部で日差しが戻る見通し。
朝晩はこの時季らしい気温だが、日中はまた暑さが戻り、東海や近畿では真夏日となりそうだ。
(気象予報士・崎濱綾子)