20日(日)は、全国の広い範囲で晴れ間はあるものの、北海道から関東、沖縄では雨具の出番がありそうだ。
また、関東では昼間も9月下旬から10月上旬並みの涼しさの所が多いため、服装選びにも注意が必要となる。
沖縄や関東、北陸から北の日本海側では雨具の準備を
20日は、南西諸島から伊豆諸島付近にのびている前線の影響で、午前10時現在、沖縄や九州南部、東海から関東を中心に雨の降っている所がある。午後にかけても沖縄では雨が降りやすく、激しく降る所もありそうだ。
一方、九州南部や東海の雨は次第に止む見込みだが、関東では夜にかけても南部を中心に雨の降りやすい状態が続く見込み。
その他の地域では、晴れ間が広がる所が多いものの、北から流れこむ寒気の影響で、北陸から北の地域では、日本海側を中心に大気の状態が不安定となる見通し。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要で、晴れ間が出ていても雨具を準備しておいた方が良さそうだ。
関東は昼間も長袖の気温
日中の気温は、土曜日と同じくらいの所が多く、極端な暑さになることはない見込み。
ただ、関東周辺では土曜日より2度から5度前後低く、東京の最高気温は24℃と、9月下旬並みとなりそうだ。昼間も半袖では少しヒンヤリ感じられるくらいで、また、今夜からあす(21日敬老の日)朝にかけては東京で今シーズン初めて20℃を下回る可能性があり、これまで以上に涼しくなる見込み。服装とともに掛布団などの寝具選びにも注意が必要だ。
(気象予報士・佐々木聡美)