荘村清志、新アルバム『ノスタルジー ~郷愁のショーロ』発売決定&ジャケ写公開

ギター奏者の荘村清志が、ニュー・アルバム『ノスタルジー ~郷愁のショーロ』を10月14日にリリースすることが決定。あわせて、同作のジャケット写真が公開された。

今回のアルバムは“ギタリスト”が“ギターのため”に作曲した“ギター・オリジナル曲”をとりあげたもので、ギター音楽の歴史に偉大な足跡をのこした二人、タレガとバリオスのシンプルながら味わい深い作品を収録。

アルバムについて、荘村は「今回のCDは、19世紀なかばから20世紀に活躍した、二人の作曲家にしぼりました。その一人は、スペインが生んだ天才ギタリスト兼作曲家、フランシスコ・タレガ。クラシック・ギターの名曲「アルハンブラの想い出」を作曲したギターの名手です。シンプルなメロディに自分の想いを込めた数々の小品にタレガの真価があります。もう一人は、南米パラグアイの天才ギタリスト兼作曲家のアグスティン・バリオスです。バリオスも、心の中にあるいろいろな想いをギターの音に託して数々の名曲を作っています。両者に共通していえるのは、ギターという楽器を深く愛して、その豊かな心をギターの音色に託したという事です」とコメント。

繊細かつ哀愁を湛えたギターのサウンド、弦をはじく微妙なニュアンスや豊かな共鳴などを鮮やかに捉えた録音は、352.8kHz/24bitで録音され、ハイレゾCD(MQACD x UHQCD)として発売。荘村の円熟の至芸の微細なニュアンスを存分に味わえる優秀録音も大きな魅力のひとつなっている。

■リリース情報

荘村清志『ノスタルジー ~郷愁のショーロ』

2020年10月14日発売 

【MQACD x UHQCD】 UCCY-40001 ¥3,000(税抜価格)+税

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<収録曲>

アグスティン・バリオス (1885-1944)

1 郷愁のショーロ

2 ワルツ 作品8の4

3 舟歌 《フリア・フロリーダ》

4 マドリガル = ガボット

5 ビダリータ

6 パラグアイ舞曲 第1番

フランシスコ・タレガ (1852-1909)

7 涙

8 パバーナ

9 アデリータ

10 メヌエット

11 エンデチャとオレムス

12 アルボラーダ

13 ホタ(演奏会用グラン・ホタ)

14 アルハンブラの想い出

荘村清志(ギター)

録音:2020年6月15日-17日 東京、Hakuju Hall

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