長崎外国語大次期学長に姫野氏 来年4月から

姫野順一氏

 長崎外国語大(長崎市横尾3丁目)を運営する学校法人長崎学院(粟屋曠理事長)は24日、理事会を開き、次期学長に外国語学部教授で副学長の姫野順一氏(72)を選任した。任期は来年4月から4年間。2011年から学長を務める現職の石川昭仁氏(67)は3期目の任期満了に伴い、来年3月末で退任する。
 姫野氏は大分県出身。1978年、九州大大学院博士課程を単位取得満期退学。長崎大教養部教授、同大環境科学部教授などを経て、2016年に長崎外国語大教授。19年から副学長を務める。専門はイギリス経済思想史と、古写真を中心とする長崎学。
 姫野氏は「九州唯一の外国語大学として、外国語の高い教育水準、国際性をさらに強めていく。地元自治体や企業と積極的に連携していきたい」と話した。

 


© 株式会社長崎新聞社