重慶市栄昌区の特色は感動的な自然美と輝かしい繁栄

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【重慶(中国)2020年9月24日新華社=共同通信JBN】感動的な自然美と輝かしい繁栄を特色とする中国西部の重慶市栄昌区は9月21日、2020 Chongqing Showcase(2020年重慶ショーケース)の一環としてライブストリーミングの宣伝キャンペーンを開催した。栄昌区宣伝部によると、10を超すプラットフォーム上でライブストリーミング配信されたプロモーションは、豊かな地元の観光商品と文化作品を目玉とし、1668万以上のビューを集め155万8500以上の好意的な反応(「いいね」)を獲得した。

2020 Chongqing Showcaseは地元政府の指導を受け、社会が幅広く参加した大規模な文化観光プロモーション活動である。重慶の栄昌区は四川省と重慶が接する場所に位置する。この地区は古代には昌州と呼ばれ、サクランボの木の王国との異名を持っていた。清朝の大規模な移民政策では重要な集合場所であり「客家文化の生きた化石」として知られている。栄昌は広東省仏山市、江蘇省宜興市とともに中国の3大陶芸都市として知られる。栄昌の陶器は浙江の陶器、欽州の陶器、宜興の陶器と同様に有名で、これらは「中国4大名陶」と称されている。栄昌の扇子、蘇州絹扇、杭州書画扇も「中国の3名扇」と呼ばれている。手織りのリネンの一種である紗は数千年にわたる伝統工芸である。

栄昌は新興産業の都市である。栄昌は消費財(食品、医薬品、陶器、衣料)、新素材、インテリジェント設備、電子情報、デジタルブロックチェーン、スポーツ健康、ハイテク農業および畜産が支配的な「6+1」産業システムを擁している。

畜産科学技術の都市でもある。Rongchang Campus of Southwest University(西南大学栄昌キャンパス)、Chongqing Academy of Animal Husbandryなど中国で第1級の畜産教育・研究機関がある。栄昌豚は世界で8種類、中国で3種類の優れた最大級の地豚種の1つで、そのブランド価値は全国の地豚ブランドリストで第1位にランクされている。

栄昌は開かれた革新的都市である。栄昌は知的財産権開発を推進するための国家パイロット都市、国家対外貿易変革向上基地(繊維)、および重慶のイノベーション主導開発の実証区である。成都・重慶鉄道、成都・重慶都市間鉄道、成都・重慶高速道路、Tongrong高速道路、建設中のDane高速道路が全域に敷設されている。栄昌は現在「一帯一路構想」、西部地域の開発、成都・重慶経済圏、西部地域の陸と海の回廊への統合を積極的に進めている。また、栄昌貨物輸送空港を推進力に内陸開放高地の建設も前進させ、鉄道、道路、水路、空路を統合したマルチモードの輸送システムの建設を加速している。

栄昌は幸せな住みよい都市である。Laixi River National Wetland Park(瀬渓河湿地公園)、「重慶の最も美しい鎮トップ10」のWanling Ancient Town(万霊古鎮)、「最も人気の観光目的地」のAntao Town(安陶小鎮)、重慶初の無形遺産小鎮群の1つであるXia Cloth Town(紗小鎮)、高くそびえる緑深い古代の仏山がある。

近年、栄昌区は着実かつ健全な経済社会発展を遂げてきた。今年上半期、栄昌区は316億4400万元のGDPを実現して前年同期比2.8%の増加となり、重慶市全体のGDP伸び率を2ポイント上回った。現在、栄昌は新たなプラットフォーム、産業経済の新たな優位、開放と統合の新たなパターン、新たなグリーンかつ住みやすい家の革新と開発という目標に注力している。成都・重慶総合開発実証区、国家総合都市農村開発実験区、中国初の農業と畜産を特徴とする国家ハイテク区、ならびに国家畜産科学技術都市の建設を加速し、成都・重慶経済圏内の重要な成長エンジンになるよう努めている。

ソース:The Publicity Department of Rongchang District, Chongqing Municipality