渋谷駅前 解体前の百貨店で「落書き」アート

渋谷駅周辺では目まぐるしい勢いで再開発が進んでいます。10月から解体工事が始まる旧・東急百貨店東横店では、解体前のスペースを使ったアートプロジェクトが行われています。

長年、渋谷駅のランドマークとして親しまれた東急百貨店東横店の建物に描かれている「#391045428」は「サンキュー・トーヨコ・シブヤ」と読みます。10月に解体工事が始まるのを前に行われているのが、このアートプロジェクトです。企画した代表は「落書きのように感じる人もいると思うが、渋谷の立派な文化の一つとして、落書きではなくアートとして、参加してくれたアーティストに自由に渋谷への感謝の気持ちを込めて描いてもらった」と話します。

9月25日の終電後は立ち入ることができなくなるため、26日以降はアート作品を実際に見に行くことはできません。このため、見られなかった人のために作品を描いているメーキング映像がインターネット上で公開されています。

また、JR渋谷駅の玉川改札も解体に伴い、25日の終電で閉鎖となります。

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