10月初めは西ほど秋晴れ

　28日（月）の日本付近は、大陸から張り出す高気圧に広く覆われている。また、富士山では平年より2日早く、初冠雪となった。

　29日（火）は、太平洋側を中心に湿った空気が流れ込むため、西日本では所により雨が降る見込み。

　10月1日（木）以降は、北日本ではすっきりしない天気となるものの、西日本は晴れる見込み。東日本では多少雲がかかるが、秋晴れの日もありそうだ。

朝晩はひんやり　昼間は汗ばむ陽気　京都は真夏日も

　最高気温は、関東からは西では26℃以上で9月上・中旬頃の気温が続き、東海・近畿では30℃近くまで上がる見通し。京都では2日（金）は30℃の予想。　一方で、朝晩の気温は17℃くらいでこの時季らしく、朝晩と日中の気温差が大きくなる。

　今週は朝晩の涼しさを感じながら、夏用寝具のクリーニングをするのに良さそうだ。掛け布団も進めたい。

　台風13号は、28日正午現在、南鳥島の北の海上を北北西に進んでいる。

　今後は日本の東の海上を離れつつ北上し、30日（水）の朝には、日本のはるか東海上で温帯低気圧に変わる見込み。

　日本付近への大きな影響はない見通しだが、北・東日本太平洋側の沿岸の海域では、うねりを伴う高波に注意が必要だ。

（気象予報士・崎濱綾子）