生き物たちが間近に 八景島シーパラダイスで秋イベント

落ち葉の中に潜りえさを探すコツメカワウソ(横浜・八景島シーパラダイス提供)

 横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)は「海・島・生き物」の魅力を満喫できるイベントをスタートした。「シーパラの秋みーつけた!」をテーマに、水族館「ふれあいラグーン」では毎日2回、客の周囲を歩き回るコツメカワウソ、食欲旺盛なケープペンギンなど、動物たちを間近で見ることができるショーを新設。260キロの巨体を揺らし、飼育員と息ぴったりのパフォーマンスで観客を沸かせるオタリアとは、終演後に記念撮影もできる。

 水辺と森に生息する生き物を展示する「フォレストリウム」では、“食欲の秋”を迎えた動物たちに、大好物の魚や野菜をプレゼント。落ち葉の中に潜り、大好きなワカサギを探すコツメカワウソの様子を楽しむことができる。

 新型コロナウイルスの影響で2カ月ほど休園したが、客足は前年比で6割ほどまで戻ってきたという。担当者は「生き物を通じて秋を感じてほしい」と話している。11月15日まで。問い合わせは、同園電話045(788)8888。

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