若い感性光る352点 長崎県美術館で高総文祭写真展

若い感性で切り取った写真に見入る来場者=長崎市、県美術館

 長崎県高校総合文化祭の第16回県写真展(県高校文化連盟、県教委主催)が1日、長崎市出島町の県美術館県民ギャラリーで始まった。若い感性が光る352点が会場に並んでいる。4日まで。入場無料。
 同展には、県内34校の352人がそれぞれ1点ずつ応募。入賞・入選作品計56点を審査で選出した。このうち最優秀賞5点は来年夏に和歌山県で開催予定の第45回全国高校総合文化祭に出品される。
 会場には、勉強やスポーツに励む高校生の姿を切り取ったり、猫や犬など動物の動きを捉えたりした作品のほか、複数の写真を使った創作性に富む組み写真も並ぶ。
 県高文連写真専門部の黒田佳孝専門委員長(53)は「若い視点で撮影したユニークなものや高度な技術を使った大人顔負けの作品など、見ごたえがあるものばかり。楽しんでほしい」と話した。

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