【緊急速報】ホンダ、2021年シーズンを最後にF1への参戦終了を発表

 10月2日(金)、本田技研工業はオンラインでの緊急記者会見を開き、2021年シーズンを最後にF1世界選手権から参戦終了することを発表した。

 第3期までの活動を経て、2015年よりパワーユニット(PU)のサプライヤーとしてF1に復帰したホンダは、マクラーレンと再びタッグを結成。2017年に契約を解消し、2018年からはアルファタウリの前身であるスクーデリア・トロロッソへのPU供給を開始していた。

 そして2019年からはレッドブル・レーシングへPUを供給し、同年のオーストリアGPでF1復帰後初優勝を挙げ、この年は3勝をマーク。2020年は第10戦ロシアGP終了時点で、レッドブルとアルファタウリがそれぞれ1勝ずつの2勝を挙げる活躍を見せている。

 会見には八郷隆弘社長が登壇。F1参戦終了の理由には「コロナの影響という短期的なことではなく、カーボンニュートラルなど将来を見据えてのリソースの活用」と述べた。

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