4日（日）は、全国的に曇りや雨のすっきりしない天気の所が多くなりそうだ。特に、北日本では日本海側を中心に激しい雨や雷雨のおそれがあり、土砂災害や落雷、突風などに注意が必要だ。

太平洋側も念のため雨具があると安心

　4日は、前線が日本海から北日本へのび、日本列島には湿った空気が流れ込んでいる。このため、雲の広がっている所が多く、日本海側を中心に雨の降っている所がある。午後にかけても曇り空の続く所が多く、太平洋側を含めて雨の降る所がありそうだ。
　特に、前線に近い東北の日本海側や寒気の流れ込む北海道では大気の状態が不安定で、5日（月）朝にかけて雷雨になったり、局地的に激しい雨の降るおそれもある。局地的な大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要。
　また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意が必要となる。

日ざしが少なくても気温は高め

　日中の気温は、全般に南風が入るため、日ざしが少なくてもこの時季としては高めの所が多い見込み。関東から西の地域では25℃を超える所が多く、昼間は半袖でも過ごせるくらいになりそうだ。夜も極端な冷え込みはない見込みだが、昼と同じ服だと少しヒンヤリと感じられそうなため、調節しやすい服装を心掛けたい。

（気象予報士・佐々木聡美）