ヤンチャ過ぎる個性派!? ヤリス3兄弟を一挙にご紹介
トヨタ ヤリス
これまでの「ヴィッツ」を受け継ぐ形でフル燃えるチェンジしたヤリス。このタイミングで、トヨタの新世代開発思想「TNGA」(トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャー)を基にしたGA-Bプラットフォームを新開発し、エンジンも新型とすることで全てを一新した。これは他のヤリスファミリーのヤリスクロス、GRヤリスも同じ設計思想が貫かれている。
ボディサイズは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mmと非常にコンパクトだ。
エンジンは、3気筒1000ccと、新開発の3気筒1.5リッターダイナミックフォース、さらに1.5リッターとモーターを組み合わせたハイブリッドの3つのラインナップが用意される。駆動方式はFF(前輪駆動)に加え、1.5とハイブリッドには4WDも設定する。1.5ガソリン(FF)には6速MTも選択可能としている。
価格は139万5000円から249万3000円まで。
トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスは、ヤリスをベースに仕立てられたコンパクトSUV。新開発GA-Bプラットフォームの採用もヤリス同様だ。
ボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm。SUVとはいえ、コンパクトカーのヤリスから極端に大きくなったわけではなく、街中でも扱いやすい適度なサイズに留められている。
エンジンは、直列3気筒1.5リッターガソリンエンジンと、1.5リッター+ハイブリッドの2機種を用意。それぞれFFと4WD(ハイブリッドはE-Four)を設定する。
価格は179万8000円から281万5000円まで。
トヨタ GRヤリス
トヨタ GRヤリスは、FIA世界ラリー選手権(WRC)への参戦を目指すホモロゲーション(参戦に必要な規定を満たす型式認定)モデル。2017年からWRCへ参戦中のラリーマシン「ヤリスWRC」のノウハウを全面的に投入した。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1805mm×全高1455mm。コンパクトカーのヤリスが低くワイドになったような見た目だが、中身は別物。専用のTNGAスポーツ4WDプラットフォームを採用し、空力特性に優れた専用の3ドアハッチバックボディを持つ。エンジンフード、トランクリッド、ドアパネルはアルミ製で、ルーフには軽量で高強度なCFPR(炭素繊維強化プラスチック)素材を採用するなど、軽量化にも注力されている。
専用のハイパワー1.6ターボ+6速MT+4WDモデルに加え、1.5リッター+CVT+FFのエントリーモデルも用意される。
価格は265万円から456万円まで。