【6日の天気】太平洋側ほど晴れ 東・西日本では昼間は汗ばむ陽気に 北海道では大気不安定

 6日(火)は、北海道では大気の状態が不安定となり、日本海側を中心に土砂災害などに警戒が必要となる。
 また、北陸から北の日本海側では雲が広がりやすい見込み。東・西日本の太平洋側は良く晴れて、予想最高気温は東海から西では25℃以上で、体を動かすと汗ばむくらいとなりそうだ。

今朝は西日本でも一桁の気温 昼間は太平洋側ほど晴れやすい天気に

 日本付近は大陸から張り出す高気圧に覆われて、放射冷却の影響を受けて各地で気温が下がり、西日本でも一桁となったところがある。

 また、北海道付近の上空にはこの時季としては強い寒気が入り、大気の状態が不安定となっている。北海道の日本海側では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意したい。落雷・突風、ひょうが降るおそれもあり、農作物の管理に注意が必要となる。

台風14号 沖縄の東海上から北上の見込み

 5日(月)に日本の南海上で発生した台風14号は、今後発達しながら日本の南を西~北西へ進み、暴風域を伴って7日(水)以降は南西諸島や西日本に接近するおそれがある。台風の接近に伴い、沖縄では大しけとなるおそれがあり、うねりを伴う高波に注意が必要となる。
 10日(土)から11日(日)にかけては西日本に近づく可能性があり、今後の動きに注意が必要となる。

東・西日本では汗ばむ陽気に

 最高気温は東海から西は25℃以上の見込み。夕方以降はひんやりするため、上着を持って出かけると良さそうだ。

6日の予想最高気温(前日差)
札幌 19℃(-2℃)平年並み
仙台 22℃(±0℃)平年並み
東京 24℃(-1℃)平年並み
名古屋 27℃(+1℃)9月下旬並み
大阪 26℃(±0℃)平年並み
福岡 25℃(+1℃)平年並み
那覇 29℃(-2℃)平年並み

(気象予報士・崎濱綾子)

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