瀬戸駅 駅らしい賑わいが【木造駅舎巡礼02】山陽本線13/23

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR西日本山陽本線瀬戸駅。

万富駅から16:08の糸崎行で4分。瀬戸駅に着きました。筆者が降りた下り列車が出て行きます。古レールを使ったホーム上屋が良い味出してます。

※2020年8月撮影

瀬戸駅は下り島式ホーム1面2線と上り単式ホーム、駅舎は上りホーム側にあります。跨線橋が2011年(平成23年)エレベーター付きのバリアフリーのものに換えられました。これで重いキャスターバッグを担いで跨線橋を往復せずに済みます。門司駅方面を見ています。

※2020年8月撮影

下りホームから駅舎、切妻屋根が段違いに重なっています。

※2020年8月撮影

下りホームから神戸駅方面。

※2020年8月撮影

駅名標。次の「じょうとう」駅は「上道」と書きます。

※2020年8月撮影

瀬戸駅は、1891年(明治24年)山陽鉄道の駅として開業。当時の駅所在地は岡山県磐梨郡物理村(もどろいそん)瀬戸でした。1906年(明治39年)国有化。1909年(明治42年)山陽本線の所属駅になります。2011年(平成23年)エレベーター付きの新跨線橋に換わり南口改札口が供用開始。2019年(令和元年)みどりの窓口廃止。代替の「みどりの券売機プラス」導入。窓口が閉鎖。駅スタッフは事務室に常駐していますがインターホンで呼ぶ形式になりました。

下りホームからホーム側駅舎正面。

※2020年8月撮影

跨線橋に上がって門司駅方面。下り線の外側にかつての側線などが若干残っています。

※2020年8月撮影

神戸駅方面。左の茶色いビルはマンションです。

※2020年8月撮影

何とも美しい切妻屋根が見えます。やっぱり木造駅舎は良いですね。ホーム上屋との組み合わせが複雑に見えます。

※2020年8月撮影

駅舎改札口。自動改札機が並び、窓口は閉まっていましたが事務室の電灯は点いています。青春18きっぷの筆者はインターホンで話し通してもらいました。

※2020年8月撮影

駅舎内から改札口。この次の16:44三原行に乗ります。持ち時間は、24分。暑くなければ余裕ですが。

※2020年8月撮影

待合室には高校生諸君。10分後の上り列車を待っているのでしょうか。人のいなかった万富駅とは雰囲気が違って、彼等の話し声に駅らしい賑わいを感じました。

※2020年8月撮影

駅舎出入口の上の壁面に瀬戸駅の古い写真が掲示されていて、これがなかなか良かった。時間の許す範囲でじっくり眺めました。エレベーター付きになる前の跨線橋や、大正時代の瀬戸駅など。写真のクオリティーも高いです。

※2020年8月撮影

では、次回は炎天下に飛び出します。

【木造駅舎巡礼02】山陽本線14 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)

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