上位入賞241点ずらり 長崎で西九州小中学生書道作品展

上位入賞の力作が並ぶ作品展=長崎新聞文化ホール・アストピア

 第70回西九州小中学生書道大会(長崎新聞社、長崎新聞文化ホール主催)の作品展が7日、長崎市茂里町の長崎新聞文化ホール・アストピアで始まった。最高賞の文部科学大臣賞をはじめ上位入賞作241点を展示している。
 県内外の小中学生3204人が応募し、371人が1次審査を通過。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため即席揮毫(きごう)大会を中止し、各書道教室などで60分の持ち時間内に清書し、出品。9月の2次審査で各賞が決まった。
 会場には「さか」「異国情緒」など学年別の課題を書いた力作が並ぶ。佐世保市日野町の山口常夫さん(74)は「孫の作品を見に来た。どの作品もバランスが良く、とめ、はねなど細部まで神経が行き届き、見応えがある」と話した。
 展示は11日までの午前10時~午後6時(最終日は午後2時まで)。同日午後1時から、アストピアで表彰式を開く。

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