女子トイレで盗撮の消防士停職、カラオケ店で女性触った消防士も 横浜市消防局

横浜市役所

 横浜市消防局は8日、女子トイレで盗撮した港南消防署の男性消防士(25)を停職12カ月とするなど職員3人を懲戒処分にした、と発表した。

 同局によると、男性消防士は8月、藤沢市内の公園の女子トイレに侵入、建造物侵入容疑で現行犯逮捕された。逮捕後の捜査で盗撮行為をしていたことが発覚。県迷惑行為防止条例違反で略式起訴され、罰金30万円の刑事処分を受けた。

 また、同局は横浜市内のカラオケ店で女性会社員の上半身を触るなどしたとして、強制わいせつ容疑で逮捕された鶴見消防署の男性消防士(26)を停職6カ月とした。女性とは示談が成立、不起訴処分になったという。

 青葉消防署の男性消防士長(38)については、2019年5月から1年以上にわたり、勤務時間中に業務と関係ない私的なデータを作成・送付したり、複数の後輩職員に暴言を吐いたりしたとして、停職1カ月とした。

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