【やまぐち深発見紀行】 No.213「宮野・山口県立大の全学部移転が完了」

▲南キャンパスの校舎と図書館

 1996年に始まった山口県立大学の北キャンパスへの学部移転が完了。9月末に南キャンパスの校舎の一部は閉鎖された。

 

 山口県立女子専門学校として1941年に開学後、短大、4年制女子大の開設を経て、1996年に共学化した同大。県道側にある南キャンパスの主な校舎や図書館、学生寮は、1975年の女子大開設に合わせて建てられた。

 1996年に国道9号線を挟んだ北キャンパスへ学部の移転が開始。10月からすべての授業が北キャンパスで行われるようになり、南キャンパスのB〜D館は閉鎖された。

 南キャンパスから巣立った学生は、16000人超。大学全体の移転完了は数年先だが、「理念の一つ『地域社会との共生』は変わらない」と同大。

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