マーゴが攻守に躍動!レイズ投手陣がまたも好投して2連勝

【アストロズ2-4レイズ】@ペトコ・パーク

レイズが初戦を制して迎えたリーグ優勝決定シリーズ第2戦は、レイズ投手陣が10安打を浴びながらもアストロズ打線を2得点に抑える力投。打線はマニュエル・マーゴとマイク・ズニーノの本塁打で4点を奪い、4対2で勝利して対戦成績を2勝0敗とした。なお、レイズの筒香嘉智は2試合連続のベンチスタートとなり、前日に続いて出場機会がなかった。

第2戦はアストロズがランス・マカラーズJr.、レイズがチャーリー・モートンの両右腕の先発でスタート。モートンが1回表一死一・三塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、レイズは1回裏に二死からランディ・アロサレーナのヒットと二塁ホゼ・アルトゥーベのエラーで一・二塁のチャンスを作り、マーゴがセンターへ先制の1号3ランを叩き込んだ。

アストロズは2回表二死二・三塁のチャンスも生かせず、一方のレイズも3回裏無死一・二塁から後続3人が倒れて無得点。アストロズは4回表二死一・二塁のチャンスでも無得点に終わり、試合は3対0とレイズが3点リードのまま前半5イニングを終了した。

レイズは96球で5イニングを無失点に抑えたモートンに代えて6回表から2番手のピート・フェアバンクスを投入。フェアバンクスは6回表一死からカルロス・コレアに1号ソロを浴びて1点を返されたが、7回表はマーティン・マルドナード、ジョージ・スプリンガー、アルトゥーベを三者連続空振り三振に仕留める圧巻の投球を見せた。

フェアバンクスの好投に応えるかのように、レイズは7回裏二死からズニーノの1号ソロで貴重な1点を追加。8回表を3番手のアーロン・ループと4番手のライアン・トンプソンが無失点に抑え、9回表に5番手のニック・アンダーソンが1点を失ったものの、4対2で逃げ切った。

勝利投手は5回5安打無失点のモートン(1勝0敗)、敗戦投手は7回4安打4失点のマカラーズJr.(0勝1敗)で、アンダーソンが1セーブ目を記録。先制弾を放ったマーゴは2回表二死二・三塁の場面でスプリンガーが放ったライトへのファウルフライをスタンドに落下しながらもキャッチする好プレーを見せ、攻守にわたる活躍で勝利の立役者となった。

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