上位入賞者を表彰 西九州小中学生書道大会

徳永社長から文部科学大臣賞の賞状を受け取る山口さん=長崎新聞文化ホール・アストピア

 第70回西九州小中学生書道大会(長崎新聞社、長崎新聞文化ホール主催)の表彰式が11日、長崎市茂里町の長崎新聞文化ホール・アストピアであり、上位入賞者に賞状と記念品が贈られた。
 長崎県内外の小中学生3204人が応募。7月の1次審査で371人を地区代表に選出。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、県内5会場で予定していた即席揮毫(きごう)大会を中止し、作品提出方式に変更。4人が最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。
 表彰式で長崎新聞社の徳永英彦社長は「3204人の中から選ばれた誇りと自信を持ち、(コロナ禍という)逆境にめげることなく自分を磨いてほしい」とあいさつ。長崎書道会の田口瑞峰学生部審査委員長は「皆さんが大好きな書道に夢中になり、ひた向きに努力、勉強されてさらに成長されることを期待したい」と講評した。
 文部科学大臣賞を受けた県立長崎東中2年、山口優衣さん(13)は「小学1年のころから挑戦し、やっと最高賞を受賞できた。いままで頑張ってきて良かった」と喜びを語った。

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