東日本の太平洋側や西日本は、13日（火）午後も晴れる地域が多く、気温が高くなる見込み。関東から西は25℃以上の夏日となり、日差しが暑いくらいの所もありそうだ。
30℃近い所も
13日（火）朝の最低気温は、9月上～下旬並みの所が多くなった。東京都心では午前9時半頃に25℃を超えるなど、10月としては暑いくらいの陽気となっている。午後は関東から西で夏日の所が多く、東海や九州南部で30℃前後まで上がる所がありそうだ。関東は西側の地域ほど晴れているものの、夕方以降はむしろ西側ほどにわか雨の可能性があるため、天気の急な変化に注意が必要だ。
14日（水）天気さまざま
14日（水）は北海道で前線の通過に伴い、昼前後に雨か雷雨となる見込み。その他は晴れる地域が多いが、関東や山陰は湿った空気の影響で曇りがちで、北陸は遅い時間に雨の降り出す所がありそうだ。日中の最高気温は北海道や東北北部で15℃～20℃、東北南部や関東甲信、北陸は20℃～25℃と平年並みに落ち着く見通し。一方、東海から西の太平洋側は25℃～28℃くらいで、まだ汗ばむ陽気が続きそうだ。
北海道 峠や山間部で雪
北海道は前線通過後の14日（水）夜から15日（木）にかけて、上空1500メートルに11月中旬並みの寒気が流れ込むため、標高の高い峠や山間部中心に雪が降り、雪の積もる所がある見込み。積雪や、路面の凍結による交通障害に注意が必要だ。
週の後半 天気下り坂
15日（木）は北日本の太平洋側や西日本で晴れるが、北日本は10月下旬並みの気温で風が冷たくなりそうだ。16日（金）から17日（土）は、北・東日本を中心に雨雲が広がる見込み。東京都心では、（金・土）の二日間とも気温が低めで、場合によっては一日中15℃を下回ることも考えられる。きょう（13日）の気温の高い状態から、また一転して肌寒くなるため、体調管理に注意が必要だ。 （気象予報士・高橋和也）
