九州高校野球長崎県大会 海星、長崎日大4強

 第147回九州地区高校野球県大会第9日は11日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準々決勝2試合が行われ、海星と長崎日大が準決勝に進んだ。海星は5年ぶり、長崎日大は4年ぶりの秋4強。
 海星は創成館に8-4で打ち勝った。初回に山口の左前適時打で先制すると、1-1の三回に永田の右越え適時二塁打で勝ち越し。五回は森が左越えソロを放ち、六~八回も好機で適時打が出て小刻みに加点した。投手陣は左の松島、右の宮原とつなぎ、バックも外野手の確実な送球や中継プレーで反撃を断った。
 長崎日大は延長十一回の末、長崎商に5-4で逆転サヨナラ勝ち。1-3の九回に田中の左前適時打と石橋の適時内野安打で追いつくと、1点を勝ち越された延長十一回は四球から好機をつくり、山口聖、德永、百武が単打3本を集めて2点を奪った。エース右腕の石橋は再登板を含めて187球の力投を見せた。
 第10日は17日、ビッグNで長崎西-大崎(10時)、長崎日大-海星(12時30分)の準決勝を実施。それぞれ勝者が九州大会出場権を得る。


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