日本画や洋画 7部門に294点 長崎アートフェス始まる 長崎県美術館

感性豊かな写真などが並んだ長崎アートフェスティバル=長崎市、県美術館

 NPO法人長崎市美術振興会(笹田末人理事長)の会員の力作が並ぶ美術展「第18回長崎アートフェスティバル」(長崎新聞社など後援)が13日、同市出島町の県美術館県民ギャラリーで始まった。18日まで。入場無料。
 同フェスは、会員が年1回、日ごろの取り組みの成果を発表する場。今年は新型コロナウイルス禍で、開場式やワークショップなどは中止した。
 日本画、南画、水墨画、洋画、写真、工芸、デザインの7部門計294点を展示。美しさを追求した絵画や感性豊かな写真、立体作品に加え、会員や市民から募ったかわいらしいネコの写真約30点も並び、来場者を楽しませている。
 同振興会洋画部長の赤間龍太さん(44)は「今年はコロナ禍で発表の場がほとんどなかったので作品を見てもらえてうれしい」。同写真部長の仁位孝雄さん(79)は「レベルの高い作品ばかりで見応えがある」と話している。

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