リオ・パラ陸上 銅メダリスト・芦田選手 長崎商高で講演

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「やりたいことに挑戦して損することはない」とメッセージを伝えた芦田選手=長崎市立長崎商業高

 2016年のリオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した芦田創選手(26)=トヨタ自動車=が8日、長崎市泉町の市立長崎商業高(小柳勝彦校長、707人)で講演した。
 児童生徒に夢や憧れを持つことの大切さなどを伝えようと市教委が依頼。8、9日の2日間、同校を含む3校で講話した。
 芦田選手は5歳のころ右腕にしこりができる「デスモイド腫瘍」を発症。入退院を繰り返し、右腕の成長が10歳で止まった。中学3年のころ「この先どうせ腕を切断するのなら、ずっと我慢していたスポーツをやる」と陸上を始めると、次第に病気の進行が止まったという。
 講演では、闘病生活や陸上に打ち込んだ経験、走り幅跳びでメダル獲得を目指す東京大会への意気込みを伝え、「やりたいことに挑戦して損することはない」「目標を細かく分けて一つ一つクリアして」と語った。
 2年の今里安音さん(17)は「芦田選手のように自分の可能性を信じて、積極的に挑戦したい」と述べた。