東京 週末にかけても日差し少なく 17日(土)は一段と気温低下

北海道上空に、この時季としては強い寒気が流れ込み、15日(木)朝、札幌管区気象台で手稲山の初冠雪が観測された。平年より1日早く、昨年より22日早かった。午後も、北日本は風の冷たい状態が続き、北海道はまだ所々で冷たい雨が降る見込み。

関東 暗い空続く

 湿った空気の影響で、関東は15日(木)午後も沿岸を中心に雨の降る所がありそうだ。都心でも、弱い雨が降ったり止んだりの状態が続き、気温もあまり上がらないため、外出の際はなるべく雨に当たらない工夫が必要となる。

16日(金)の天気

 北海道の日本海側は午後から所々で雨となり、局地的に雷を伴う見込み。東北や北陸は晴れるが、東日本の太平洋側は湿った空気の影響で雲が多く、午後は遅い時間ほど雨の降り出す所が多くなりそうだ。西日本も天気は下り坂で、夕方以降は九州から雨の範囲が広がる見通し。16日(金)も北日本で気温が低く、朝は東北北部を中心に霜のおりる所がある。農作物の管理に注意が必要だ。

週末の天気

 17日(土)は西・東日本や東北南部で雨となり、太平洋側は本降りとなる所がある見込み。関東は日中でも気温が上がらず、東京は15℃を下回っている時間が長くなりそうだ。18日(日)は土曜日より天気が上向く地域が多いものの、太平洋側は雲が多めで、東京など関東南部は午前中を中心に雨が残る可能性がある。 (気象予報士・高橋和也)

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