対馬沖で衝突か 一本釣り漁船と外国貨物船

 19日午前3時20分ごろ、長崎県対馬市東沖で美津島町高浜漁協所属の一本釣り漁船「第十八神力丸」(4.9トン)が外国船に当てられたようだと僚船から118番があった。対馬海上保安部によると、乗組員2人にけがはなく、自力航行で帰港。左舷船首側に損傷があり、青い塗料が付着していた。同海保は同9時ごろ佐賀県伊万里港に入ったパナマ船籍貨物船SUN RIO(7580トン)を調査し、喫水線上の青い塗料がこすれてはがれたような跡があることを確認。現場は領海外で外国船のため捜査権はないが、同海保は貨物船側に協力を求め、両船を調査中。

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