長崎バス観光と新上五島町協定 首都圏で特産品PRなども

 長崎県新上五島町は15日、長崎バス観光(長崎市)と観光、物産の振興を目的としたパートナーシップ協定を締結したと発表した。締結は1日付け。交流人口拡大や島の知名度向上のため連携し、PRなどに取り組む。同社が自治体とパートナーシップ協定を結ぶのは初めて。
 町観光商工課によると、同社はこれまでも、団体客が来町する際に貸し切りバスが不足したとき、仲介の協力をしてきた。協定によって、同社東京支社と連携し特産品の首都圏でのPRなどを構想。今後は上五島に特化したバスツアーの旅行商品をつくるという。
 同課の担当者は「長崎バス観光のバスツアーで九州各県からの誘客につなげたい」と期待感を示した。

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