QRで決済　東彼杵町電子プレミアム商品券　11月14日から

　東彼東彼杵町は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済対策として電子マネーのプレミアム付き商品券「東そのぎティーコイン」を11月14日から販売する。スマートフォンやQRコード付きのカードで決済ができ、今後のキャッシュレス化や非接触型買い物の浸透を図る。販売前に町総合会館で利用者や店舗向けの説明会を開く。
　15歳以上（中学生を除く）の町内在住者を対象に、1万2千円分を1万円で販売する。購入者にはQRコード付きのカードを発行。町内の取り扱い加盟店の端末でQRコードを読み取ってもらい、精算する。カードの電子マネーをスマホ内の専用アプリに移行して使うこともできる。
　11月14～16日に町総合会館、17日以降は町役場で販売する。利用期間は来年2月28日まで。購入、利用方法の説明会は10月24日午後3時と同5時に町総合会館で開く。
　町内の取り扱い加盟店も募集中。店側でもスマホかタブレット端末が必要になるため、端末を持たない店舗には導入費の一部を助成する。店舗向けの説明会は10月25、26の両日午後3時、町総合会館である。町は「自治体のプレミアム商品券の電子化は県内でもまだ珍しい。今後、町内の消費拡大につながる電子地域通貨などに応用できないかを研究したい」としている。