きょう23日(金)は低気圧や前線の影響で東日本や北日本を中心に雨が降っているが、週末は太平洋側では晴れる所が多くなりそうだ。
昼間は過ごしやすい陽気となるものの、朝晩の冷え込みは強まる見通し。
一方、北陸以北の日本海側は雷雨に注意が必要で、風の強い状態が続きそうだ。
北陸以北の日本海側は雷雨に 暴風の所も
広い範囲に雨を降らせた低気圧は次第に東へ離れ、あすには西高東低の冬型の気圧配置になる。
これは冬によく見られる気圧配置で、日本海側では曇りや雨のスッキリしない天気となりそうだ。
特に北陸や北日本で雷の発生する確率が高く、雷雨になる所もある見込み。落雷や突風などに注意が必要だ。
また、風も強い状態が続き、暴風が吹き荒れる所もありそうだ。
太平洋側は晴天 朝の冷え込み強まる
一方、太平洋側では晴れる所が多くなりそうだ。
湿度が低く、カラッとした晴天で、洗濯日和となる見込み。
日中の気温は西日本から東北南部にかけては20℃前後まで上がり、昼間は過ごしやすくなりそうだ。
ただ、朝晩は冷え込みが強まって、西日本でも一桁まで気温の下がる所がある見通し。
一日の気温差が大きくなるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)