長崎市1人感染、中等症で入院 県内新型コロナ計244人

 長崎市は24日、市内で新たに会社員の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。中等症で感染症指定医療機関に入院。せきが出て息苦しさを訴えている。これで長崎県内の感染者数は計244人に、うち市内は計68人となった。
 市によると、会社員は11日に発熱と倦怠(けんたい)感があり、翌日に市内の医療機関を受診。症状が続き、21日に長崎地域外来・検査センターでLAMP法による検査を受けたが陰性だった。22日、別の市内医療機関を経て指定医療機関に転院。PCR検査で陽性が確認され、そのまま入院している。熱は下がったという。
 濃厚接触者1人は陰性だった。感染者本人は2週間以内に県外への移動歴はないが、発症日の2日前から勤務していたため、市は接触者29人に検査を受けるよう要請した。

 


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