52年ぶりのベスト4ならず 鎌倉学園、完敗

【鎌倉学園-専修大松戸】4強進出ならず、肩を落としスタンドにあいさつする鎌倉学園の選手ら=柏の葉球場

 高校野球の第73回秋季関東大会第3日は27日、千葉県のZOZOマリンスタジアムなどで準々決勝が行われ、52年ぶりのベスト4入りを目指した神奈川2位の鎌倉学園は0-6で専大松戸(千葉3位)に敗れた。

 鎌倉学園は三回に3点を先制されると、六回にもダメ押しとなる3点を失った。堅い守りで流れを何とか引き寄せようとしたが、打線は専大松戸の好右腕の前に好機を演出できず、三塁を1度しか踏むことができなかった。

 初戦で1968年以来の秋1勝を挙げるなど、33年ぶりに出場した秋季関東大会で新たな歴史も築いた。試合後、竹内智一監督(39)は「神奈川を代表して、堂々と戦って胸を張っていい。ここまでの成功体験もあるが、まだまだ発展途上。もう一回練習からやり直そう」とナインに呼び掛けていた。

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