江の島、夜に彩りを 11月8日まで「湘南キャンドル」

ろうそくに着火するボランティアら=藤沢市江の島

 藤沢市江の島の秋を1万基のろうそくが彩る「湘南キャンドル」が11月8日まで、江の島サムエル・コッキング苑で開かれている。夕暮れ時の着火作業には、親子連れらボランティアが手伝っている。

 同市は夜間観光の振興に取り組んでおり、今年は例年よりもろうそくを2千基増やした。着火作業は連日、午後4時ごろからスタート。同苑を運営する江ノ島電鉄の社員らのスタッフに加え、ボランティア約20~30人が思い出づくりも兼ねて参加している。

 ボランティアは点火器具で一つ一つ火をともしていき、作業が終了すると、展望台に上がり、幻想的な雰囲気に包まれた苑内を見つめていた。

 同イベントは午後5時から同8時(土・日曜日、祝日は同9時)。同苑の入園料は大人200円、子ども100円。

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