サッカーJ2のV・ファーレン長崎は29日、昨季のJ1覇者、横浜MでプレーするFWエジガル・ジュニオ（29）を獲得したと発表した。11月1日にホームで行われるJ2第30節水戸戦から出場可能。ブラジルのECバイーアからの期限付き移籍となる。来年1月1日まで。
V長崎は現在3位で、J1昇格圏内の2位徳島を勝ち点差5で追う。28日にはC大阪から長身DF庄司朋乃也（23）の加入も発表しており、3年ぶりの昇格に向けて手薄だったストライカーとセンターバックを補強した形だ。
エジガルは昨季、J1開幕戦で来日初ゴールを挙げるなどリーグ戦16試合に出場して11得点。チーム15年ぶりとなるリーグ制覇に大きく貢献した。今季は16試合で3得点。センターフォワードタイプで、特にゴール前の位置取りに定評がある。
リモートで開かれた加入会見で、エジガルは「サッカーキャリアの中で3度の昇格を経験し、そのいずれも優勝だった。長崎でもチャンピオンを目指して頑張りたい」、庄司は「ヘディングや対人、カバリングは自分の特長。まずはチームとしてやるべきことをしっかりやった上で、自分の良さを生かしたい」と意気込んでいた。
