設立50周年で記念祭 佐世保三ケ町商店街振興組合

佐世保三ケ町商店街振興組合の設立50周年を祝うオープニングセレモニー=佐世保市常盤町

 長崎県佐世保市の松浦、常盤、栄の3町でつくる佐世保三ケ町商店街振興組合(井手佳位輔理事長)の設立50年記念祭が3日、同市常盤町の市中央公民館前などで始まった。13日まで。
 同組合は、1970年11月に発足。77年、まちの活性化につなげるためのアーケードが完成、夏祭りや初売りなどのイベントも実施してきた。
 オープニングセレモニーで、井手理事長は「衣食住だけでなく、医療・福祉施設なども集まってきた。いろんな人を受け入れ、多様性のある文化をまちに根付かせたい」と述べた。同組合有志が迫力のある蛇踊りを披露し、観衆から「モッテコーイ」の掛け声が上がった。認知症の啓発イベントもあった。
 期間中、参加店舗で千円以上購入したレシートを同公民館前の特設会場で提示すると挑戦できる「ガラポン抽選会」を6、7、13日に開催。70年代ごろの商店街の写真展示もある。

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