ボッチャ 4人が県大会へ 佐世保特支校

真剣な表情で目標の白球に向かってボールを投げる生徒=県立佐世保特別支援学校

 佐世保市竹辺町の県立佐世保特別支援学校(川副秀夫校長、259人)で10月28日、県特別支援学校ボッチャ大会に出場する選手の選考を兼ねた合同レクリエーションがあり、肢体不自由教育部門中学・高等部の生徒計22人が白熱した戦いを楽しんだ。
 「ボッチャ」は床の上のカーリングと呼ばれ、パラリンピック正式種目。赤と青の2チームに分かれ、目標の白球に向かって手持ちのボールを投げ、目標の近くにボールを投げられた方が勝利するルール。
 前半はチーム別に全員で競技。後半は選手選考に“立候補”した生徒7人がプレーし緊張しながらも堂々と練習の成果を披露した。当日の結果などを考慮し、中学部、高等部からそれぞれ2人ずつが代表に選ばれた。中学部1年の山口響さん(13)は「頑張って練習してきたから、本当にうれしい。他の皆の分も選ばれたメンバーで頑張りたい」と喜びを語った。
 県大会は11月7日に諫早市真崎町の県立諫早特別支援学校で行われる。

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