来週にかけて気温の変動大きい 全国に高温に関する情報

きょう5日(木)朝は、西・東日本で冷え込みが強まったが、日中は穏やかに晴れて、最高気温は平年並みまで上がった所が多い。あす6日(金)は全国的に気温が平年を上回り、西日本は20℃以上の所が多くなりそうだ。    7日(土)から8日(日)ごろにかけても、北日本を中心に気温が平年より高い予想だが、その後は冬型の気圧配置となるため、10日(火)ごろは北日本を中心に気温が低くなる見込み。来週後半になると、再び暖かい空気の影響を受けやすくなり、北・東日本、近畿、中国、四国にかけては、13日(金)前後から5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなりそうだ。

 九州南部・奄美はこれから3日間ほどは、気温が平年並みか低いが、その後は暖かい空気に覆われ、8日(日)ごろからからかなり高くなる見通し。沖縄の気温は向こう2週間、平年並みか高くなり、8日(日)ごろまでと、13日(金)以降はかなり高くなりそうだ。

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁ホームページ

 以上のことから、気象庁は全国に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。また、北日本を中心に、気温の変動が大きくなるため、体調管理にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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