全国的に気温高い 東日本の太平洋側は雨多く 気象庁1か月予報

1か月予報(降水量)。出典:気象庁ホームページ

 気象庁は8日(木)、向こう1か月(10/10~11/9)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、東・西日本と沖縄・奄美で高い見込み。沖縄・奄美は2週目(10/17~10/23)にかけて、かなり高くなる可能性がある。向こう1か月の降水量は、東日本の太平洋側で多くなりそうだ。

週ごとの天候予想

1か月予報(日照時間)。出典:気象庁ホームページ

 1週目(10/10~10/16)

 北・東日本は低気圧や前線の影響を受けやすいため、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。気温は、東・西日本、沖縄・奄美で高温傾向が見込まれる。

 2週目(10/17~10/23)

 北日本は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。東日本の太平洋側、西日本は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見通し。気温は全国的に高温傾向で、沖縄・奄美はかなり高くなる可能性がある。

1か月予報(平均気温)。出典:気象庁ホームページ

 3~4週目(10/24~11/6)

 気温は暖かい空気に覆われやすい東・西日本、沖縄・奄美で高温傾向となりそうだ。天候は全国的に平年と同様が見込まれる。

高温に関する早期天候情報

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁ホームページ

 沖縄・奄美は向こう2週間は暖かい空気に覆われやすく、気温が高くなる見込み。特に、奄美は14日(水)ごろから、沖縄は15日(木)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなりそうだ。このため、気象庁は沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表した。農作物の管理等に注意すると共に、気温が変化しやすい時期でもあるため体調管理に注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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