ソバの花 棚田一面の赤 11月いっぱい見ごろ 佐世保

辺り一面を赤色に染めるソバの花=佐世保市矢峰町

 長崎県佐世保市矢峰町の棚田で、赤いソバの花が見ごろを迎えている。約4千平方メートルにわたって咲き誇り、一面を鮮やかな赤色に染めている。今月いっぱいまで楽しめそう。
 矢峰・松原両地区の農家12戸が2013年から、棚田を耕作放棄地にしないため観賞用の品種「高嶺(たかね)ルビー」を育てている。地域住民と一緒に畑を耕したり種まきをしたりして、10月中旬ごろから咲き始めたという。
 森吉保夫さん(70)は「今年は天候の影響で土作りに苦労したが、きれいに咲いている」と笑顔で話した。問い合わせは森吉さん(電0956.40.5339)。

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