八女茶で有名な茶畑、どう持続活性化?八女市長選は現新3人の争い!

11月1日に告示された八女市長選には、新人の野田稔子(のだ・としこ)氏(61)、現職の三田村統之(みたむら・つねゆき)氏(76)、新人の石橋義博(いしばし・よしひろ)氏(62)の無所属3名が立候補しました。投開票は11月8日に行われます。

今回は三田村市政の是非、新市庁舎建設など大型事業の是非、農林商工業の活性化策、人口減少・過疎化対策などが争点と考えられます。

清潔で真面目な市政の実現を 野田氏

野田氏は八女市出身、中国短期大学音楽科ピアノ専攻卒業、中国短期大学専攻科(音楽)修了。アオキ楽器ピアノ講師、八女市少年少女合唱団ピアノ伴奏者、男声合唱団「八女グリーンクラブ」ピアノ伴奏者、音楽グループ「万華鏡」メンバー等を経て、2015年から福岡県議を2期務めました。

野田氏は以下の政策を掲げました。

1 のだとしこと共に、もっと開かれた市政に もっと公正な市政に もっと清潔な姿勢に変えましょう!
2 のだとしこと共に、市民が主役の市政を 市民納得度日本一の八女市政を創りましょう!
3 のだとしこと共に、人が女性が輝き 高齢者、しょうがい者の基本的人権を尊重し
居場所と出番がある八女地域を創りましょう!
4 のだとしこは、頑張る商工業中小の地場産業を応援し、地元の商店街の再生に務めます!
5 のだとしこは、八女の農林水産業をさらに振興し子供達が後を継げるような儲かる農林業を目指します!
6 のだとしこは、必要な人への投資を充実させて教育、子育ての環境を向上させます!
7 のだとしこは八女の介護の不安、医療への心配を取り省きかけがえのない故郷を守ります!
8 のだとしこは、コロナ禍で災害が多発するなか新庁舎建設、公立八女病院建設も一旦凍結して見直します。
3号線バイパス道路は久留米立花線完成をし、現道3号線改良を優先整備をしてまいります。

病院の統合・再編を進め、高齢化社会への対応を 三田村氏

三田村氏は早稲田大学卒業。1975年から八女市議を2期、1991年から福岡県議を5期務めました。福岡県議会第67代副議長を歴任。2008年の八女市長選に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

三田村氏は以下の政策を掲げました。

<安全>
市民の皆さんとともに新型コロナ感染防止対策に取り組みます
<安心>
地域の防災力を高め、大規模自然災害に対応します
<未来>
子どもたちに明るい未来をもたらす教育環境を作ります
<成長>
地域経済を活性化させ、力強い地域振興策を実行します

市政には経営感覚が必要だ 石橋氏

石橋氏は八女市出身、西日本短期大学附属高等学校卒業、八幡大学(現 九州国際大学)中退。2011年の八女市議選に初当選、以降3期連続当選しました。

石橋氏は以下の政策を掲げました。

・市政に経営感覚を取り入れ、大型事業の見直し
・定住化促進のため経済再生への財政投入
・公立八女総合病院と筑後市立病院の統合・再編の見直し、身の丈に合った八女病院の再建

 

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