新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は6日、10歳未満~80代までの男女54人の感染が新たに確認されたと発表した。80代男性が中等症で、53人は軽症または無症状。33人の感染経路が不明という。
市によると、クラスター(感染者集団)が発生した昭和大学藤が丘病院(青葉区)では入院患者、医師、看護師の計5人が新たに感染。同病院の陽性者数は計10人となった。陽性者が多数出ている病棟の患者、職員約150人の検査をほぼ終えたが、別病棟の約150人も順次、検査を行っているという。
さいわい鶴見病院(鶴見区)でも、新たに入院患者2人の陽性が判明。陽性者数は計25人となった。
その他のクラスター関連では、障害者通所施設で20代男性職員の感染が確認されたほか、障害者グループホームで60代男性職員の感染が新たに確認された。
感染経路が判明している21人のうち、港南消防署の50代男性救急隊員ら7人は家庭内感染。職場に濃厚接触者はいないという。
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市は1日に感染を公表した90代女性について、病院が発生届を取り下げたとして、同日の感染者数を1減の46人に訂正した。10月31日の抗原検査では陽性だったが、入院後のPCR検査で陰性となるなど、感染の疑いは低いと判断した。
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市が6日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。
▽鶴見区=402人▽神奈川区=282人▽西区=159人▽中区=274人▽南区=331人▽港南区=247人▽保土ケ谷区=211人▽旭区=229人▽磯子区=154人▽金沢区=167人▽港北区=349人▽緑区=131人▽青葉区=353人▽都筑区=152人▽戸塚区=230人▽栄区=70人▽泉区=118人▽瀬谷区=110人▽市外=205人。