新型コロナ感染症を巡り、県内で6日、川崎市に住む80代男性の死亡が確認された。新たに10歳未満～90代の男女104人の感染が確認され、うち57人が感染経路不明という。県内で新規感染者数が2日連続で100人を超すのは約2カ月ぶり。
川崎市によると、亡くなった男性はクラスター（感染者集団）が発生したハートフル川崎病院（同市高津区）に入院していた。9月13日に陽性と判明。同17日に海老名市内の病院に転院し、10月31日に誤嚥（ごえん）性肺炎で死亡した。
横浜市では、クラスターが発生した昭和大学藤が丘病院（青葉区）で新たに入院患者、医師、看護師の計5人の感染を確認。同病院の陽性者数は計10人となった。陽性者が多数出ている病棟の患者、職員約150人の検査をほぼ終えたが、別病棟の約150人も順次検査を行っているという。
また、同市は1日に感染を公表した90代女性について、病院が発生届を取り下げたとして、同日の感染者数を1減の46人に訂正した。抗原検査では陽性だったが、入院後のPCR検査で陰性となるなど、感染の疑いは低いと判断した。
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在日米海軍横須賀基地司令部は6日、同基地で新たに関係者2人の感染を確認したと発表した。同基地の同日現在の感染者数は11人。
