クルマエビ出荷本格化 身が締まって美味! 長崎・深江町

大きさごとにクルマエビを選別する職員=南島原市、深江町漁協車えび養殖場

 長崎県南島原市深江町の深江町漁協車えび養殖場で、歳暮や正月用のクルマエビの出荷作業が本格化している。ピチピチ跳ねるクルマエビを、おがくず入りの箱に詰めて市外へ出荷している。
 同漁協は約3万3千平方メートルの養殖場でクルマエビを養殖。7月の豪雨で塩分濃度が下がり、成長が心配されたが、秋口から順調に生育した。出荷は12月がピークで来年2月ごろまで続く。吉田幸一郎代表理事組合長(54)は「生きの良さが特長で、身が締まり、味も良い。九州はもちろん、関東・関西の市場でも取引されている」と話す。
 今期は約15トンの出荷を見込む。贈答用は300グラム(15匹前後)で4千円。500グラム(20匹前後)で6千円。1キロ(40匹前後)で1万1千円。ネット注文限定で送料無料キャンペーンを実施している。問い合わせは同漁協(0957.65.1788)。

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